三味線の豆知識

調子笛の音が出にくくなった場合の修理

調子笛 調子笛を使っていると、音が出にくくなったり、音程が変わってしまうことがあります。
これらの原因は埃などが詰まっていたりするのがほとんどなので、吹口を綿棒などで掃除をしてみると改善することが多いです。

もしそれでも改善しない場合は中を開けて掃除をしてみましょう。
まず吹口の一つに印をつけます。この印は調子笛を開けて掃除をした後、戻すときに前の状態に戻せるようにつけます。画像の赤い丸の所などにテープなどを張ってください。
次に調子笛の裏に螺子がありますので、それをドライバーで回して開けます。
開けたら全体をくまなく綿棒などで掃除をしてみてください。
製品によっては接着してある場合がありますので、その時は無理に開けたりせずに新しい調子笛をお買い求めください。お店の方に持ってきていただけるのであればこちらの方で点検いたしますが、直らない場合もありますのでご了承ください。